今年(ぎり)よく聴いたやつです! 順不同で〜
① 菅谷昌弘 - Future Green
- アーティスト:Masahiro Sugaya
- 発売日: 2019/10/25
- メディア: CD
Masahiro Sugaya - "Future Green" (Horizon Vol. 1)
いきなり2019発売という笑 去年からの流れでジャパニーズアンビエントみたいなのちょいちょい聴いてました。これは初期のスコアをまとめたコンピレーションみたいです。80年代の日本のアンビエントは、暗さがあんまりなくてよいです。ジャケもよい。ジャケ大事笑
② Shabason, Krgovich & Harris - Philadelphia
- アーティスト:Shabason, Krgovich / Harris
- 発売日: 2020/10/30
- メディア: LP Record
Osouji by Shabason, Krgovich & Harris
Nicholas KrgovichとDestroyer(聴いたことない)の方々による、Osoujiって曲で始まるこんまり的1枚。Kankyo Ongakuに影響を受けたらしく、バックの音もボーカルもいい湯加減ってかんじです。アンビエント感強めで、ぎり歌ものとして成立してるレベル笑 人をだめにする音楽っすねー
③ Sam Prekop - Comma
Comma (ボーナス・トラック収録/解説付き) [HEADZ247]
- アーティスト:Sam Prekop
- 発売日: 2020/07/24
- メディア: CD
Sam Prekop - "Above Our Heads" (official music video)
こちらもジャパニーズアンビエントに影響を受けた系ですが、ジョンマッケンタイアプロデュースで、ビートが強めで楽しく聴けます。個人的にはMoebiusのTonspurenっぽいなーと思ってて、シンセのおもちゃっぽい面を聴かせてくれます。音楽の楽しいの部分大事っすね〜
④ Christina Vantzou & JAB - Landscape Architecture
シカゴつながり? 海の底とかに眠ってる古代文明の遺跡を想起させるふしぎな感触のインスト集。アンビエントっぽいけど何かしらのイメージを伝えてくるかんじがあって、現代音楽的なとこに行かずに、ちょうどいいとこにおさまってるんだよなー。サブスクで聴いてたんですが、フィジカル欲しかった(限定200部でカセット、、、)。
⑤ Ana Roxanne - Because of a flower
- アーティスト:Roxanne, Ana
- 発売日: 2020/11/13
- メディア: CD
Suite pour l'invisible--Ana Roxanne
Christina Vantzouと同じKrankyに移籍しての2枚目。ぱっと聴きニューエイジのヒーリングミュージックっぽいんだけど、なんかひっかかるとこがあって、この年末リピってます。インターセックスを公表してて、それがテーマになってるらしい。Julianna barwickのHealing is a miracleの裏盤的なかんじかなー。
⑥ Julianna Barwick - Healing is a miracle
Healing Is A Miracle [解説・歌詞対訳 / ボーナストラック収録 / 国内盤] (BRC648)
- アーティスト:JULIANNA BARWICK,ジュリアナ・バーウィック
- 発売日: 2020/07/10
- メディア: CD
Julianna Barwick - Healing Is A Miracle
ってことでJulianna Barwick。前も書いたかもだけど、Magic Placeあたりはなんとなくおしがたりない感じがしていまいちだったんですが、今作はプロダクション的にもがっちりしてて、で、それが彼女にあってて愛聴してました。これもジャケがいい〜。シガーロスのヨンシーも参加してるよ!(新譜未聴だけどね!)
⑦ Mary Lattimore - Silver ladder
Silver Ladders (ボーナス・トラック1曲収録/解説付き) [ARTPL-138]
- アーティスト:Mary Lattimore
- 発売日: 2020/10/09
- メディア: CD
Mary Lattimore - Til A Mermaid Drags You Under
⑥にも参加してた、色んなとこにひっぱりだこな現代音楽ハーピストの新作。ハープってだけで採点ゆるめになっちゃうんですが、これはよいです。インプロとかもやる系の人ですが、Zeena Parkinsみたいなかんじじゃなくて、ミニマルにループさせつつ音楽の手綱をはなさないかんじっすかね。
⑧ Cindy Lee - What's tonight to eternity
What's Tonight To Eternity [Analog]
- アーティスト:Cindy Lee
- 発売日: 2020/02/14
- メディア: LP Record
Cindy Lee - I Want You To Suffer
元Womenの男の人の、女装して女声で歌うっていう謎のプロジェクトの4作め? Womenはバンドです念のため、、、色々錯綜してる笑 自分は完成されてるものよりも、不完全なものに惹かれるんですが、橋の欄干の上でドラッグきめながらランウェイ歩く妄想してるようなこの作品はマストでしたー! カレンカーペンターをリスペクトしてるらしいんだけど、出力はジョンカーペンター笑
⑨ Aksak maboul - Figures
- アーティスト:AKSAK MABOUL
- 発売日: 2020/05/15
- メディア: CD
Aksak Maboul - Histoires de Fous (Live)
40年ぶりの新作だけど、1st(偏頭痛のための11の音楽療法)はよく聴いてるし、何年か前にも初リイシューとかあって、あんまり久しぶりみない、、、けど、Pramみたいなエセモンド感もただよわせる怪作笑 曲多すぎておなかいっぱい。なんとなくata takとかドイツっぽいと思ってたんだけどベルギーなんすねー。
⑩ dodo - normal
今年1番聴いたかもー! デジタル配信だけだったっぽくて、ミュージックマガジンの2020 bestとかでも総スルーでしたが、時代とぴたっとリンクした名盤! 盤ないけど笑 自分は人の弱さに惹かれるたちなんですが、Cindy Leeもそうだけど、弱さをここまで見せてくれるなんてな〜ってかんじです。しょぼいバックトラックも泣ける笑 ライブで聴きたいな〜
ってことで、みんな、来年もよろしくね!