職場の同僚に貸すために、Nick DrakeのPink Moonっていうアルバムを買いました。
Nick Drake - Pink Moon
プログレじゃないっすよー
ボックスセット含めると、多分人生4度目くらいのPink Moon。
高校生のときに、すごく聴きいてたアルバムです。
何気に20年近く聴いてるのか・・・・・・。
高校生のときは、まわりの人とは人並みに仲良くできてたと思うんだけど、親友みたいな人はいなかった(今も笑)。
シンクレールに対するデミアンとか、シンジくんに対するカヲルくんとか、ぼくとフリオと公園でのフリオとか(マンガの方)。みんな最後いなくなるな笑 あ、あと千葉雄大に対するヒャダイン笑
その、もしかしたらいたかもしれない親友のためのスペースに、すっとはまるんだよな〜ニック・ドレイク。
Pink Moonは3枚目のオリジナルアルバムで、遺作です。
ほぼ全編ギターの弾き語りで、1曲目だけ本人のピアノが入るかんじ。
スタイルや人脈からブリティッシュフォークに分類されることもあるけど、オープンチューニングの不思議なコード感とか、謎かけみたいなアルペジオとか、ジャンルやスタイルに回収できないマジックがあるんだよな〜
このアルバム作ったあとに、抗うつ剤の過剰摂取で亡くなったこともあって、暗いって言われることもあるみたいですが、暗いというより、夜の雪みたいに、ほのかに明るいかんじ。マイナーコードが入ってくる曲も1曲しかないし。
ここらで1曲YouTubeをぺたり・・・・・・。
ここはあえてオリジナルじゃなくて、
1枚まるごとニック・ドレイクのカバーをしちゃったふたりのアルバムからー!
Nicked Drake - Road (by Gareth Dickson)
Christopher O'Riley - Parasite
1つ目はGareth Dicksonの完コピプロジェクト、Nicked DrakeのWraithsっていうアルバムから。
基本うりふたつだけど、ニック・ドレイクより声もギターも若干すっきりしていて、あ〜この曲こうなってたのか感あり笑
2つ目はChristopher O'RileyのSecond Graceっていうピアノカバーアルバムからで、印象派っぽい仕上がり。演奏者はラヴェル弾きみたいだけど、曲の方にも元々そういう要素があったんだろうなー
クラシック畑の人みたいだけど、Elliott SmithやRadioheadのカバーアルバムも出してて、なんか仲良くなれそう笑 ジャズ畑でいうところのBrad Mehldauみたいなかんじなのかな〜。Brad Mehldauもニック・ドレイクのカバーしてるし!
Pink Moonの曲じゃないけど、The BooksとJose Gonzalezのカバーもいい! 自分的には原曲超えた笑
The Books Feat. Jose Gonzalez - Cello Song
これは4ADの(たしか)エイズ支援のためのコンピレーションアルバムDark Was The Nightより。
二組のアーティストがコラボして、好きな曲をカバーするみたいなコンセプトだったような。
この曲の他では、Anthony and the JohnsonsのAnthonyとthe NathionalのBryce Dessnerの、
Bob DylanのI was young when I left homeのカバーもいいっすよ〜
Anthony + Bryce Dessner - I Was Young When I Left Home
ニック・ドレイク関係ないけど、でも、ニック・ドレイクもデモ発表音源集でディランのカバーやってるんで、オッケーで!
デモ音源集、Bart Janschのカバーとか入ってて興味深いんだけど、そういうのにまじってお母さんとかお姉さんの音源まで入ってるんだよね〜 お母さん(Molly Drake)にいたっては、お母さん単独でアルバムにもまとめられたという笑
お母さんのアルバムも、意外と人気です笑