(音楽の話ばかりしてまわりにひかれがちなので、ブログにしてみました。)
2019年リリースで、よかった音楽。
新譜でしぼって並べると、割とシンガーソングライター的なやつ聴いてたんだなー。
順不同です。
❶ Florist - Emily Alone
ジャケがいい〜。バンド名義だけど、実質Emily A.Sprague(ジャケの人)のソロ作っていうのもツボです。頼りなさげなフォークソングに、アンビエントが少しだけ肩を貸してあげてるかんじ。人混みから意思を持ってひとり抜け出ていくかんじの、さみしさと心地よさがいいかんじで出てるなー。
❷ Mac Demarco - Here Comes The Cowboy
Mac Demarcoの音楽は、どんどん下半身の力が抜ける方へ向かってくな〜。世間的にはどうかわかんないけど、自分的にはますます最高。風通しが良くて、休みの日の日中に縁側でビール飲みながら聴きたい。それにしてもPopeye(Magazine for City Boys)に出すぎ笑 今年もありがとう。
❸ Peter Broderick - Peter Broderick & Friends Play Arthur Russell
未発表曲含む、1枚まるまるArthur Russellのカバーアルバム。Peter Broderickのオリジナル、Arthur Russellのオリジナル、それぞれよりも大分人懐っこくて、学園祭的なノリもあり。チェロ&エコーの代わりに、ギター&ホーン部隊が大活躍するよ。みんなで歌おう! (Arthur Russellの発掘音源集もよかったな〜)
❹ Jenny Hval - The Practice Of Love
ジャケ、気合入ってるな〜笑 これまで以上に現代音楽的なアプローチもしつつ、ドリームポップな仕上がり。うたものは寝る前には聴かない派ですが、これは聴けた。Laurie Andersonっぽさもあるよね。そろそろサマソニとか出たりしないんだろうか。
❺ 芦川聡 - Wave Notation 2 : Still Way
2019年は日本産アンビエントの発掘が静かなブームでしたね、アンビエントだけに笑 吉川弘のWave Notation 1 : Music For Nine Postcardsをかなり愛聴してたんで、リリースを楽しみにしてました。吉川弘のがMusic For Airportsだとすると、こちらはPavilion Of Dreamsのワビサビ版ってかんじかな〜。
❻ Joanna Sternberg - Then I Try Some More
ジャケがいい〜。ジャケどおりの音楽で、自分もジャケの女の子みたいにいつも途方に暮れてるんで、いやー染み渡る笑 1曲目からThis is not who I want to beなんて歌ってさー。音楽のアカデミックな教育を受けた人みたいなんだけど、そこから1番遠いところで鳴ってる。
❼ Lambchop - This(Is What I Wanted To Tell You)
中心人物のKurt Wagner(ジャケのおっさん、いつもは帽子あり・・・)が、奥さんに気に入ってもらうために、突如ボーカルにエフェクトかけだしてJames Blakeかーってなった前作からがぜん好きになったLambchop。音的にはかなり作り込んであって、シティポップなかんじなんだけど、だらだら聴けるんだよな〜。
❽ Sleater-Kinney - The Center Won't Hold
元祖ライオットガールが、St.Vincentのプロデュースで美魔女に変身。St.Vincent色の強いアレンジの曲もあるけど、うたが骨太で全然負けてないんだよな〜。おばちゃんたち、元気あるなーと思ったけど、自分も35になったんで、立派なおじちゃんだな! 元気出すぞ笑
❾ Peter Ivers - Becoming Peter Ivers
カルトヒーロー、Peter Iversの発掘音源集! Becomingと銘打ってるだけあって、Peter Iversがいつもより近くて親しげ。でも、所々アイデアと存在のいびつさが際立ってて、やっぱデモ音源っていいよね! ジャケが腐女子のつづ井さんかよってかんじで、もう、誰か助けて笑
➓ Vampire Weekend - Father Of The Bride
休みの日の午前中に部屋掃除終わらせてから、ひだまりでよく聴きました。元メンバー、Haim、The Internetのメンバーとかも参加してて、みんなで音楽を楽しむ場みたいになってる。大人も子供もおねーさんも、みんなが楽しめるのものって最近少ない気がするから大事にしたいバンドだな〜。
シングルでよかったのは、HaimのNow I'm In Itで、旧譜でよく聴いたのは、Sub RosaのAn Anthorogy Of Noise & Electronic MusicシリーズとCharlie Haden関連作でした。
2020年もてきとーなかんじで音楽聴くぞ〜!
気になったのあったら、試聴はこちらから〜。
❶ Florist
https://m.youtube.com/watch?v=erT-OsHP9e8
❷ Mac Demarco
https://m.youtube.com/watch?v=YXq80zJ4V9I
ギターのストラップがハードオフ笑
❸ Peter Broderick
https://m.youtube.com/watch?v=9cVfMVfvpfQ
❹ Jenny Hval
https://m.youtube.com/watch?v=7Bq5s2oRp24
❺ 芦川聡
https://m.youtube.com/watch?v=rK2pN2Xlh5s
❻ Joanna Sternberg
https://m.youtube.com/watch?v=AyjVaw-O7p0
❼ Lambchop
https://m.youtube.com/watch?v=u8NxdNERUGc
❽ Sleater-Kinney
https://m.youtube.com/watch?v=yHx1YHuJJlU
❾ Peter Ivers
https://m.youtube.com/watch?v=IRGXW5aSoew
誰だよこの写真撮ったの笑
➓ Vampire Weekend
https://m.youtube.com/watch?v=FwkrrU2WYKg
おまけ
① Haim
https://m.youtube.com/watch?v=G-UnzRM24IM
PVもいいなーと思ったら、監督Paul Thomas Andersonじゃん!
② Anthorogy Of Noise & Electronic Musicから
https://m.youtube.com/watch?v=E6vlOFApLnQ
https://m.youtube.com/watch?v=wgC4v4Gf-3o