つづれおり(闇の笑)

先週の休みの日、職場近くのカフェ的なとこで久々に外食したんですが、キャロルキング👩🏽‍🦱の『つづれおり』が流れてて、それにあわせて近くの席のおっさんが軽くハミングしてて、あー自分もたいして聴いたことないけどわりと全曲歌えるわーさすがベスト盤とか思ってたら、よく考えたらベスト盤じゃなかったという衝撃。さすがグリニッチビレッジ(だっけ?)の商業作曲家、、、

つづれおりといえば、タワレコでジャケあさりしてたとき、ちょうどロバートワイアットの既発盤が紙ジャケ化してて、2nd?の『ロックボトム』の帯に「闇のつづれおり」って書いてあって(たしか)、帯買いしちゃったんで、そっちの印象のが強いです。闇のって付くと、とたんに自分のフィールド感出る笑 闇のアルバム(楳図かずお)とか闇のバイブル(映画)とか。

 

ってことで今回はロバートワイアットです。前振りながー。

客演も多いし(ベンワットとかポールウェラーとかレインコーツとかビョークとか)、ミュージシャンズミュージシャンってかんじです。ブライアンイーノの歴史的名曲Music for Airportsのピアノを弾いているのは、ワイアットなのだ!!


Brian Eno - Ambient 1: Music for Airports [Full Album]

ワイアットの音盤は、ほとんどのジャケを奥さんで画家のアルフレダベンジが手掛けてて、ジャケ買いしがちだけど、メロディやアレンジも個性的すぎて定石から大きく逸脱してるし、天使の歌声とかいわれたりもする声も自分は正直苦手、、、濃い味付けではないけど、くせがすごい笑 ジャケと仙人風のひげ以外あんまり好きな要素がないのに、なんか20年くらい付かず離れずでずっと聴いてるんだよなーなんでだろ。ちなみにスティーナノルデンスタンも、好き要素が少ないのに(声とか、みんながいいとするポイントがかえって苦手パターン)なぜか、思い出しては聴き続けてる。なんでだー。


Stina Nordenstam - Stations (Official Video)

そんな、自分とはちょっと距離があるワイアットですが、『Nothing can stop us』は、すごい好き。

Nothing Can Stop Us Now [12 inch Analog]

左上に小さいワイアットいる笑 今これDominoから再発されてるのか、、、元はたしかRough Tradeから。

声とシンセサイザーとパーカッション中心で、シンプルなのに、マジックがあるんだよなー。シンプルだからこそ特異さが際立ってる。見てくれじゃなく、骨格がストレンジなかんじで、化石で発掘されても、これあの人じゃんって多分分かる笑 昔ラジオで、某ミュージシャンが「このアルバムを理解できる人間でよかった」みたいなかんじのことを言ってて、本当、そんな感じなんだよなー。多分、人によってはぜんぜんひっかからない音なんだろう。その前か後に出た『Old Rottenhat』も、さらに地味なかんじよいです。

 


ROBERT WYATT - Born Again Cretin

ちなみにキャロルキングの曲では、I didn't have any summer romanceが好きです。Simone WhiteとLambchopのカバー、夏の夕方っぽくていいかんじ〜! これはクセがないから万人にすすめられる笑


Simone White - I didn't have any summer romance